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石綿の事前調査結果報告制度がスタート 

  石綿が含まれているか事前にを知ることで安心へ

こんにちは。岩佐塗装の広報担当です。
皆さん石綿という名前を聞いたことがありますか? アスベストという名称の方が耳馴染みがあるかもしれませんね。

石綿(アスベスト)は建築資材としてスレート材、断熱材や保温材など多くの部材として使われていました。石綿の繊維を吸い込むことによる健康被害が報告され、現在は原則として製造・使用が禁止されています。今回は今年の4月にスタートした石綿に関する新しい制度のお知らせをいたします。

事前に石綿の有無を確認でき、安心へ

昭和50年に石綿の使用が禁止されて以降、現在建築資材として使われることはありませんが、禁止になる前に建てられた建物には石綿が使われている物件も残っています。昔の建物なので老朽化に伴い、建物の解体やリフォーム工事を行う場合もあります。そのような場合に石綿が使われていると不安になりますよね。

令和4年の4月1日にスタートした制度では、条件に該当する(※1)建物の解体・リフォーム工事にあたり石綿を含む建材の有無を事前に調査し、その結果を都道府県に報告することが義務付けられました。個人宅のリフォームや解体工事も例外ではありません。

自分の家に石綿が使われていたら……

この制度がスタートすることで、皆さまのおうちの解体やリフォーム工事の際に石綿が使われているかどうかを事前に知ることができます。万が一、石綿が使われていた場合は石綿の処理に追加費用がかかり、害や影響が出ないように通常の工事に付随した処理や工程が発生する場合もあります。昔からの建物に住まわれている方は特に、「石綿は昔のことだから」と他人事では済まされない場合もあることを、是非知っておいてくださいね。

事前調査制度のスタートに伴い、3月には社内で講習会を行いました。制度改正の内容、どのようなシステムを使って報告するかなどスタッフ全員で確認し、新制度に向けて実践の体制づくりを整えています。

岩佐塗装では安心安全な工事に向けて、施工だけなくお客様への情報発信、アフターケアとトータルでサポートをさせていただきます(^^) ご不安なことがあればお気軽にご相談くださいね。

※1 事前調査報告の対象は右記の物件:解体作業対象の床面積が合計80㎡以上の解体工事、請負代金の合計額100万円以上(税込)のリフォーム工事、請負代金の合計額100万円以上(税込)の工作物の解体・改修工事

参考サイト:環境省「4月1日から石綿の事前調査結果の報告制度がスタートします ~3月18日から電子システムによる報告ができます~」 https://www.env.go.jp/press/110648.html

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